PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS NEWS

DEV.BLOG

【開発】サウンド改善計画について

2019.12.13

プレイヤーの皆さん、こんにちは。

私たち、PUBGサウンドチームは、昨年8月のDevレターを通じて2019年後半を目標にするサウンド改善計画を発表していました。 
今回の開発日誌では今までのサウンド関連改善の中で、すでに完了したもの、さらに改善が必要なものについての最新状況をお伝えしたいと思います。

まず、最も皆さんが不快に感じていた「虫の音」などの効果音の音量を調整し、必要以上に大きくて情報伝達の妨げになっていた「レッドゾーン」、「エンジン音」、「波の音」の音も調整しより快適なゲームプレイを実現できるようにしました。

また、ゲームプレイ改善の側面から調整を予定していた「足音のバランス調整」は、残念ながら不本意な効果の発生が確認されたため、ロールバックさせるということもありました。

このような一連の流れの中で私たちは、サウンドがPUBGのゲームプレイにおける影響力と重要性を再度認識することになりました。
ですので、私たちはプレイヤーの皆さんにより良いプレイ体験と快適なサウンド環境を提供するために、
予定されていた残りのサウンドアップデートに関しては日程を延期してでも、より慎重に接近していくべきだという結論に至りました。

よって、私たちがこの12月にアップデートしようとしていた項目の一部とロールバック処理していた「足音のバランス調整」に関しての作業日程を延期する考えです。


[延期予定項目] 


参考までに「足音のバランス調整」についてもうすこし説明しますと、私たちは「現在の足音の可聴範囲と距離に従っての音の変化について改善する必要がある」という見解は変わっていません。
ただし、1次バランス調整では下の画像の通り、一定の距離感を表現する際に特定の範囲において問題があり、これの再調整にはPUBGのゲームプレイ経験そのものに関わってくるため、
大変慎重に検討すべきであると判断し、より深層的な分析に基づいて調整を行っています。



私たちはゲームプレイ全般へ変化をもたらすことなく、過度な音量調整をしなくても敵の位置をより明確に把握できるようにチーム内部で開発を進めています。
既存の分析領域を拡大し、十二分に検証することで、ロールバックが再発しないよう最善を尽くすことをお約束します。

延期される各項目に関する詳細な日程をここで明かすことは少々困難ですが、2020年の初頭にはより改善されたサウンドでプレイヤーの皆さんがより快適にゲームをプレイできるようなPUBGをお届けできるように努力していきます。


PUBGサウンドチーム James